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槇原敬之被告(50)が3月6日、警察署から保釈された。

 

覚醒剤を所持していたなどとして起訴された槇原被告。各メディアによると「多大なるご迷惑ご心配をおかけし深くおわび申し上げます」と彼が述べたところ、「頑張れ!」との声援も上がったという。

 

槇原被告は今年2月に逮捕。2年近く前の容疑であり、逮捕には不可解な点が指摘されていた。しかし、実は警察は16年も前から逮捕に向けて動いていたのだ。

 

本誌は、大阪府警から流出した極秘資料を入手。A4判で15ページに及ぶ膨大な資料には、「槇原敬之が大阪で覚醒剤を仕入れ、使用していた疑いがある」といった趣旨のことが書かれていた。

 

「警視庁は昨年、違法薬物の大物売人を関西で逮捕しました。その売人が太い顧客として名前を挙げたのが槇原被告でした。捜査当局は緻密に彼の内偵を進め、2月にようやく逮捕となりました。通常なら逮捕するには厳しい内容ですが、それでも踏み切った理由は売人の証言という強い証拠を握ったからでした」(捜査関係者)

 

そんな槇原被告のことを信じるのが、父の博之さんだ。博之さんは2月20日に80歳の誕生日を迎え、くわえて息子のデビュー30周年イヤー。そうして喜ばしいことが続くはずだったが、事態は一転した。

 

2月13日に本誌が訪ねたところ、憔悴した姿を見せた博之さん。自身が大腸ガンを患ったときも、「息子は心配して、何度も見舞いに来てくれました。今でも頻繁にテレビ電話をかけてきてくれてね。会えなくても、顔を見せてくれていたんです」と一人息子の優しさを明かしてくれた。

 

しかし、本誌3月10日号に登場した博之さんは笑顔を見せてくれた。博之さんは留置されていた槇原被告と対面したといい、「息子は憔悴しているどころか、とても元気そうでした」と報告。そして、こう語っていた。

 

「私に『僕はやってない。だから、心配しないで……』とはっきり言ったんです。本人から直接、その言葉を聞けてホッとしてね。息子の言うことを信じてあげようと思うのは、どこの親も同じ。それで『わかった。それやったら(警察の方に)しっかりと調べてもらい!』と言って帰ってきました」

 

そのいっぽうで博之さんは「(薬物をやっていないというのは)あくまで息子が言ったことなので……。最終的には、検察の方が調べることですからね。私は専門家でもないので、今後どうなるかはわかりません……」と不安も明かした。

 

息子を信じる父に、保釈した槇原被告は何と言葉をかけたのだろうか。

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