「お先真っ暗ですね。入っていたイベントや講演会は、秋までの分が全て飛んでしまいました。今はまだ、将来のことは想像もできない状態です。
また経営している沖縄のお店も、1日の売り上げがわずか1万円ほどになってしまいました。それでも光熱費や家賃、人件費などで毎月100万円以上はかかりますからね。かなり厳しい状況です。
ただうれしいことに、お店の社員たちは『絶対に頑張りますから、続けさせてください!』と言ってくれています。だから僕自身も、また仕事が入るならば頑張りたいなと思っています」
そんな石田の背中を押してくれているのは、ほかならぬ家族の存在だ。
現在、自宅で“家庭内隔離”生活を送っている石田。家に帰ってきて一番に思ったのは東尾理子(44)や長男・理汰郎(7)、長女・青葉ちゃん(4)や次女・つむぎちゃん(2)ら“家族のありがたみ”だったという。
「部屋で寝ていると、子どもたちの笑い声が聞こえてくるんです。それに毎朝起きると、子どもたちがベランダまで見に来たりもしてね。椅子を並べて窓越しに見てきたり、朝ご飯もそこで食べたりしています。
娘は『パパ、少しよくなってよかったね。明日はもっとよくなるよね』と励ましてくれました。それが、かわいくて。本当に癒されています」
支えてくれる妻や応援してくれる子どもたちのためにも、早く“元気なパパ”の姿を見せてあげてほしい――。
「女性自身」2020年6月2日号 掲載