本気度がわかるのは、’19年に台湾で行われたミスチルのコンサートにわざわざ足を運んでいたこと。
「大勢の外国人ファンを前に熱唱する姿を目の当たりにして、“嵐もこんなことができたらいいな”と想像しながら見ていたと話していました。だから今回の楽曲提供には喜んでいるでしょうね」(前出・芸能関係者)
櫻井翔にとって特別なミスチルの1曲が、’03年にリリースされた『くるみ』だという。その歌詞は、“生きていればつらいこともある。でも希望もある。だから前に進もう”といった内容だ。
「今年1月、会員制ブログで新成人へのお祝いの曲として『くるみ』を紹介しているんです。嵐の活動休止までの最後の1年が始まったころでしたし、嵐の道のりと歌詞を重ねているんじゃないかとファン同士で噂していました」(嵐ファン)
その歌詞は、嵐の現状とも重なる。新型コロナ感染拡大の影響で5月の国立競技場コンサートを断念しているが、櫻井は、開催予定日だった15日に会員制ブログでこんな胸のうちをアップした。
《自分のスケジュール帳を見たところ飛び込んできた 15日“国立”16日“国立”の文字。あくまでも延期ではありますが、やはりもどかしい。残念です》
このもどかしい“絶望”の気持ちを、チャリティソングという“希望”にぶつけてくれることに期待したいところだ。
「女性自身」2020年6月2日号 掲載