マニュアルの策定を受け、『ハケンの品格』と同じく4月開始予定だったSexy Zoneの中島健人(26)とKing&Princeの平野紫耀(23)のW主演『未満警察 ミッドナイトランナー』も収録手順を再検討する、とドラマ関係者。

 

「特に平野さんが演じるのは肉体派の警察官の卵で、本人も“アクションシーンがたくさんある”と意気込んでいました。マニュアルを受け、アクションはマスクを着用したリハーサルを入念にやって、本番のテークを減らす予定です」

 

また、7月開始で予定されていた浜辺美波(19)と横浜流星(23)がW主演する『私たちはどうかしている』にも懸念点が。同作は累計発行部数200万部の人気マンガが原作のラブ・ミステリー。

 

「原作には何度もキスシーンがあるので、ドラマにも期待していたのですが……」(原作ファン)

 

しかし、マニュアルには、“キスシーンなどの物理的濃厚接触はなるべく避ける”とあるのだ。

 

「“ラブシーンは出演者本人と事務所の了承をとったうえで、本番一発撮りにするなど留意する”といった内容も。日テレのドラマからキスシーンやラブシーンがなくなったり減ったりする可能性があります」(前出・日本テレビ関係者)

 

原作ファンならずともそれは残念すぎる! しかし関係者に話を聞いていくと、こんな吉報が……。

 

「『私たち~』はキャストのスケジュールの関係で早い段階にクランクイン。3月下旬に第1話が収録され、横浜さんと浜辺さんのラブシーンもそのときに撮っているそうです」(別の日本テレビ関係者)

 

少なくとも1回は“神シーン”が拝めそうだ。また、別の『私たち~』制作関係者はこうも話す。

 

「今後、こういうシーンはダメと脚本家に制限を出すことはないそうです。表現の幅が狭まったら面白いものができませんから。上がったものを読んで懸念点があれば逆算して考えるという方針です」

 

「女性自身」2020年6月16日号 掲載

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