ジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也(32)が、6月23日に会見を開いた。およそ2時間にわたって行われた会見はYouTubeでも配信され、最大130万人以上が視聴した。
明朗に話を進めた手越は、会見のなかで「ジャニーズ事務所、NEWS、NEWSのファンのことが心から大好き」「4人でSTORYを完成させたかった」「円満に退社した」といった言葉を繰り返していた。またメンバーの増田貴久(33)、加藤シゲアキ(32)、小山慶一郎(36)を「戦友」とも称した。
今後のビジョンとして、Twitter以外のSNS開設やYouTuber、ボランティアなど豊富に掲げた手越。だが退所に至るまでに取った行動と、会見内の発言が「矛盾している」という指摘があがっている。
冒頭で「今年の3月に退所を決めていた」と明かした手越は、退社する時期について「ツアーやり遂げてから」と思いを強調していた。4部作ツアーの締めくくりとなる『STORY』は、3月7日から予定されていた。だが新型コロナウイルスによって、ツアーの延期が発表されたのは2月下旬。6月28日まで振替公演が決まっていたが、中止が正式発表されたのは手越が退所後の6月22日だ。
また事務所とは今年3月に、来年3月までの延長契約をしていたとも判明。実質、退所が前倒しとなった形だ。