主演の石原も、初共演にもかかわらず“きよたん”と呼ぶほど清原と親しくなっていただけに……。
「石原さんは、清原さんの降板を聞いて、とても残念がっていました。が、石原さんもキャストやスタッフ一同も、まずは早く元気になってくれることを祈っています」
ドラマ関係者は続ける。
「役自体をなくすという選択肢も検討されたようですが、最終的に代役を探すことになったそうです。清原さんが出演していたシーンを頭から撮り直すことになるだろうと聞いています」
そもそもコロナ禍で撮影も放送開始も遅れているところに、撮り直しが必要となる危機的状況だ。
「コロナの影響でロケ地の病院を借りられなくなって、スタッフは撮影場所探しでも苦労し、その点でも通常より時間がかかっています。7月16日からやっと放送がスタートすることが決まり、ここからはハードスケジュール。ですが石原さんは、懸命に前を向いて演技に取り組んでいます」
そう教えてくれたのは、現場の制作スタッフ。
「いろいろあるからこそ、主演の自分が引っ張っていかなきゃという思いがあるのでしょう。清原さんのことをもちろん心配していますが、しっかりやり遂げることこそが彼を安心させてあげられることだと思っているのだと思います」
石原は、闘病中の“大切な仲間”のためにも、最高のドラマをつくりあげようと奮闘している――。
「女性自身」2020年7月14日号 掲載