テラハめぐるフジの検証報告 記者から疑問の声が上がる理由
(写真:アフロ)

恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が5月23日に死去したことを受け、遠藤龍之介社長(63)が十分な検証を行っていくと表明していたフジテレビ。その検証報告に疑問の声が上がっている。

 

動画配信サービスNetflixとフジテレビで配信、放送されてきた「テラスハウス」。番組内で花さんは男性共演者に大事な試合用コスチュームを洗濯され、縮んだことに激怒。そのことにネット上で批判が殺到し、自ら命を絶ったとみられている。

 

「Netflixで3月末に放送された時点で炎上。5月に入るとフジが公式YouTubeで動画を公開し、さらに地上波で放送されています。結果、炎上に“燃料”を投下する形になってしまいました」(放送担当記者)

 

各スポーツなどによると3日に東京・台場の同局で遠藤社長の定例会見が行われ、検証チームをまとめる大多亮常務取締役(61)が5月下旬から実施している番組検証について報告したという。

 

検証は「制作過程に問題はなかったのか」「言動の無理強いはなかったのか」「心のケア」の3つのポイントを挙げ、弁護士や専門家を交えて進めているとのこと。現在も検証中であるために「詳細は申し上げられない」としつつも、「近々、ご遺族の気持ちも考えながら公表していく」と説明したというが……。

 

「大多常務は週刊誌などで報じられていた“やらせ疑惑”を否定しましたが、その根拠となっているのはあくまで“現場への聞き取り”でしょう。責任を問われるかもしれない制作会社側の発言で“真相を究明”とするには、無理があるのではないでしょうか」(会見に出席した記者)

 

7月1日、文春オンラインの取材に対して花さんの母・響子さん(43)は「真相は全然違う」「せめて花の名誉を回復してあげたい」と語っていた。

 

フジテレビは遺族の思いを受け止め、“真相”を公表することができるのだろうか。

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