「ジャニーさんは倒れる前日まで仕事現場に足を運んでいて、“最後の仕事日”が6月17日だったんです。『こんな偶然ある?』と感慨深げでした」(前出・音楽関係者)
最近では後進の演出指導にもあたっている光一。それもジャニーさんの背中を見ていたからこそだ。今年初めのインタビューで光一はこう断言している。
《僕が常に念頭に置いているのは、「ジャニーさんだったらどう考えるかな?」ということです。ジャニーさんの思いを一番に考えてから、じゃあ僕はどうすればいいかと考える。ジャニーさんにはなれないんだから、自分なりに考えながらやるしかない》(『婦人公論』’20年2月10日号)
その光一が、ジャニーさんから直接受けた“遺訓”が、サイトのタイトルにもなっている『Show must go on』なのだ。
「“何が起きてもショーは続けなければならない”という、生前のジャニーさんのモットーでした。ジャニーさんが手がけ、20年続く光一さんの主演舞台『SHOCK』シリーズは2月28日に公演を中止。再開されることなく、20周年の記念舞台は幕を閉じました。現在もジャニーズ事務所の全舞台、ライブはお客さんの前で公演できない状態です。
“このままではいけない”と強く感じた光一さんは、3月22日、真っ先に無観客の帝国劇場から公演を無料生配信。スマートフォンを駆使して、通常観客席からは見られない光一さん目線のフライングや階段落ちなど迫力ある映像を撮影。40万人の閲覧者を記録しました」
と、舞台関係者は語る。だが、完璧主義の光一は納得していなかったようだ。最近の取材で、彼はこう“懺悔”している。