番組終了と同時に、地上波放送分に撮りおろしシーンを加えた『リモートで殺される 殺人の裏側編』が有料動画配信サービス「Hulu」で放送されると告知された。そこでは同級生を殺害した犯人の協力者や事件の裏側など、地上波では放送されなかった秘密が明かされるというもの。放送時間は地上波版の45分より長い58分となっている。

 

しかし、「Hulu」での視聴ありきで真相を明らかにする番組作りには批判が殺到した。

 

《Huluの方が尺長くて草》
《単発ドラマでもHulu勧誘する日テレ》
《『続きはHuluで』の嫌悪感って、課金しなきゃいけないことに対してというのもあるけど、今の今まで楽しく見てたドラマが一瞬にして単なる長尺の宣伝に変わるところにもあると思う》

 

日本テレビが真相を「Hulu」に持ち越す手法で批判されるのは、初めてではない。昨年、最終回の視聴率が19%を超えた話題作『あなたの番です』でも、『番外編・過去の扉』として真犯人が殺人をするにいたった背景などを明かす特別編を「Hulu」のみで配信。また昨年10月~12月に放送された『ニッポンノワール -刑事Yの反乱-』でも同様の手法は取られており、呆れた声を漏らすドラマファンも。

 

《子会社Huluに全部ぶん投げるあたりお約束の日テレの所業》
《日テレは「続きはHuluで」って方針やめた方が良いと思う》

 

もともと「Hulu」はアメリカ・カリフォルニア州に本拠地を置くサービスだったが、14年に日本テレビ放送網へ売却。以来、アメリカと日本でそのサービスの内容は大きく異なっている。

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