三浦春馬さんが変えた社会…自ら作品提案でALSの認知広めた

7月18日にこの世を去った三浦春馬さん(享年30)。

 

4歳から芸能生活を始め、10代の頃にはすでに大活躍だった。そんな彼は、演じることで社会にメッセージを送りたかったようだ。

 

「三浦さんは若いころから、仕事を通じて社会貢献がしたいと考えていました。そのキッカケはエイズ啓発運動『Act Against AIDS』のライブイベントに参加したこと。お客さんを楽しませることが誰かへの支援につながるという点に感激したそうです。

 

そういったこともあり、マイノリティに寄り添う芝居には特にやりがいを感じていたそうです」(舞台関係者)

 

三浦さんが、自ら提案した作品がある。筋肉がだんだんと力をなくしていくという難病のALSを題材にした、14年1月期のドラマ「僕のいた時間」(フジテレビ系)だ。

 

「三浦さんはあるドキュメンタリー作品を観てALSに関心を持ち、プロデューサーに直訴。ALSについての勉強はもちろん、役作りのために10キロ以上も減量していました。

 

彼はもともと研究熱心な性格。動かない手で字を書く際の所作など、『よく観察している』と評判でした。同作で、三浦さんは第51回ギャラクシー賞の個人賞を受賞しています」(テレビ局関係者)

 

ALS研究の第一人者である医師が監修で参加するなど、丁寧な作品作りを心がけていたことが伺える『僕のいた時間』。初回放映から6年半が経ったが、今でも反響を呼んでいる。

 

「そのクオリティの高さから『このドラマのおかげでALSやリハビリの認知が広まった』という医師もいます。

 

また先月、2名の医師がALS患者を薬物投与で殺害するという事件が発覚しました。その際にも“今こそ『僕のいた時間』を再放送して欲しい”との声がネットで数多く上がっていました。それほど、このドラマは多くの人たちの胸に残っているのでしょう」(前出・テレビ局関係者)

 

三浦さんは亡くなったが、作品は生き続けるーー。

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