「当初、このMVは今春に海外のリゾート地で大々的に撮影する予定でしたが、このコロナ禍で断念。さまざまな代案が挙がるなか、『やっぱり日本の海もいいよね』と力説していたのは、大の海釣り好きの大野さんでした。彼の意見も反映しながら、7月初旬に国内の島で撮影されたんです」(前出・音楽関係者)
ロケ地を日本に定めたことには、もうひとつ意味があるという。
「日本の美しい海は、世界に通用するもの。そこに“日本の嵐も世界に進出できる”という前向きな意味を込めているそうです。梅雨の時期だったのでみんな雨を心配していたのですが、サンセットまで撮影できたのは幸運でした」(別の音楽関係者)
今回の会場となる新国立競技場は、収容人数が約6万人だが……。
「いくら屋外とはいえ、1回の最大観客数は半減される見込みです。“ファンに対しては平等に”が嵐のモットーですから、感染拡大により人数制限がより厳しくなるなら、無観客にして配信だけで、という選択肢も出てきます。無観客だと演出も変わってきますから、松本潤さんは連日、頭を悩ませています」(前出・音楽関係者)
実は大野のために、メンバーは最高の花道を用意しているという。
「ファンに向けた最後の挨拶の締めは大野さんに、ということですでにまとまっているそうです」
“感動のスピーチ”となることは必至だけに、ファン一同が集えるライブ実現を願うばかりだ――。
「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載