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小出恵介(36)が2年ぶりに日本で芸能界復帰を果たすと、一部スポーツ紙が報じた。

 

小出は17年5月、深夜に大阪市内のバーなどへ少女を連れ回したとして大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検された。だが同年12月には、不起訴処分に。翌年6月に所属事務所との契約が終了。同年10月には米国の就労ビザを取得し、ニューヨークで再起を目指していた。

 

記事によると当初は9月にニューヨークで上演される全編英語の舞台「えんとつ町のプペル」の主演として再起を図る予定だったものの、コロナ禍で延期に。そんななかで歌手・MISIA(42)の所属する芸能事務所「リズメディア」と専属契約を結び、日本での芸能界復帰が決定したのだ。

 

復帰第1弾は、映画「女たち」(来年公開予定)。先月、すでに国内で撮影されたという。

 

「小出さんは『誰も助けてくれない環境で一から俳優として学びたかった』として、渡米を決断。現地語学学校の最下級クラスに入学して基礎から英会話を学び、昨年1月から演劇学校にも入ったそうです。その姿が現地在住の日本人プロデューサーの目に留まり、エージェント契約を結ぶことに。現地では『日本でいかに恵まれた環境に置かれていたのか』を痛感したそうで、顔つきもすっかり変わっていたといいます」(映画業界関係者)

 

小出は、新たな所属先となる事務所の公式サイトにもコメントをアップ。「再び役者としてセカンドチャンスを頂けましたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです」などと心境をつづっている。

 

「2年前の不祥事ではNHKの主演ドラマがお蔵入りとなるなど、巨額の違約金が発生しました。個人事務所は5億円の負債を抱え、特別清算の協定案認可を受けることに。しかし結局、その負債のほとんどを前事務所が肩代わりする形となったと報じられていました。おかげで、渡米して心機一転のスタートを切ることができたのです。小出さんは、前所属事務所の“温情”にも深く感謝していました」(芸能記者)

 

小出は今後の仕事で前事務所への恩返しを果たすことになりそうだ。

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