師匠プレゼントの新羽織(撮影:重昌良司/写真提供:日本将棋協会、産経新聞社) 画像を見る

4勝0敗のストレート勝利だった。第61期王位戦で、史上最年少となる18歳1カ月で「王位」と「棋聖」の二冠保持&八段昇段を達成した藤井聡太ニ冠(18)。

 

20日行われた第4局の大一番には、師匠の杉本昌隆八段(51)から贈られた50万円ともいわれる羽織で挑んだ。

 

「羽織は白緑という色みでザラザラとした涼しい素材です。この日の白×白の合わせは、よく皇族がお召しになる形で神々しさがありました」

 

そう話すのは、皇室ファッション評論家の石原裕子さん。

 

「着始めというのは大概の人が着物に負けてしまうものですが、藤井さんはタイトル戦に入って本格的に着始めた着物に、はじめから自分に寄り添っていました。オシャレに着たいとかカッコつけたいという邪念がなく、将棋にかける純粋な気持ちがそうさせているんでしょうね。この羽織は、緑青のような淡い色の着物に合わせてもきれいです」

 

制服はスーツから着物へ。まとった神オーラで“ひふみん”超えだ!

 

「女性自身」2020年9月8日 掲載

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