「5人での紅白は今年でしばらく見納めになるだけに、持ち時間は歴代最長クラスの合計15~20分ほどを用意しており、当然、大トリの予定です。また、今後についてメンバー1人ずつ思いを語る演出も準備していると聞いています」(NHK関係者)

 

そして、“最高のポスト”も用意していた。

 

「5人全員での司会をNHKが熱烈にオファーしているそうです。史上初のグループでの総合司会も検討しているとか。メンバーも前向きに考えているといいます」(前出・NHK関係者)

 

NHKが全身全霊で嘆願する背景には、コロナ禍による“焦り”が見え隠れしている。

 

「今年の紅白はコロナ感染防止対策として無観客での実施を予定しています。出演者の“3密”を避けるためにも、局内の別スタジオやリモートなどを駆使した形での放送となる模様です。いつもと違う形式だけにお年寄りの“紅白離れ”が懸念されています。また話題となるヒット曲もなく、例年以上に目玉が不在。

 

そこでNHKとしては、これまで5人で司会を務めた年は軒並み最高視聴率が40%を超えた嵐の力をなんとしても借りたいところでしょう」(前出・NHK関係者)

 

嵐としても、5人での司会は“最後の花道”としてまんざらでもないようだ。

 

「延期になっていた国立競技場ライブを秋に開催すべく調整が進められていますが、まだ発表されていません。また正真正銘、最後のステージになるはずだったカウントダウンコンサートも現状、未定です。5人で司会を務める紅白はまさしく伝説のステージとなるでしょう」(前出・NHK関係者)

 

5人が最後に進む“花道”は果たして――。

 

「女性自身」2020年9月15日号 掲載

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