スタッフに導かれ撮影に向かう星野。 画像を見る

スタッフに導かれながら、引き締まった表情で撮影現場へと向かっていくのは星野源(39)。その姿からは緊迫した様子がにじみでていた――。

 

8月末日のこの日、星野と綾野剛(38)がW主演を務めるドラマ『MIU404』(TBS系)の最後の撮影が行われていた。

 

初回から毎週視聴率2桁をキープするなど好調の本作だが、その裏では9月4日放送の最終回数日前まで撮影が行われる綱渡りの状態が続いていたようだ。

 

「コロナ禍によって、第3話の途中で撮影が休止に。放送は約2カ月遅れの6月下旬にずれ込み、撮影スケジュールも大幅変更を余儀なくされ、撮影期間は予定の2倍となりました」(TBS関係者)

 

コロナ禍での撮影について星野はこう明かしている。

 

《撮影をしているときは“信頼できる仲間がいる”と思えることがとてもうれしくて。その思いは、撮影休止期間が育ててくれたものだと思っています》(6月26日「クランクイン!」)

 

早朝から始まった撮影が終わったのは午後11時過ぎ!

 

「クランクアップ後、星野さんは『2月18日にクランクインしてから、半年以上。皆さん本当にお疲れさまでした』と涙を浮かべながら挨拶をしていました」(前出・TBS関係者)

 

万感の思いを胸に打ち上げも盛大に行われたかと思いきや、感染防止への配慮で行われなかったという。しかし、“最高のサプライズ”が用意されていた。

 

「最後は星野さん、綾野さん、麻生久美子さん(42)3人のシーンだったのですが、出番のなかった九重役の岡田健史さん(21)と陣馬役の橋本じゅんさん(56)が駆けつけたんです。まさかの全員集合に星野さんと綾野さんも大喜びしていたそうです」(前出・TBS関係者)

 

粋な“打ち上げ”で大団円を迎えた本作。最終回放送後、SNSでは続編を望む声も殺到している。

 

「『MIU』は石原さとみさん(33)主演で好評だった『アンナチュラル』(TBS系)の脚本家から、主題歌を担当した米津玄師さんまで同じ座組で現場の結束も固い。星野さんら出演者同士も『また集まろう』と話していたといいます」(前出・TBS関係者)

 

綾野も続編への意気込みをこう語っている。

 

《スペシャルドラマなのか、映画なのか、どんな形にせよ、このチームでもう1度みなさんにサプライズを届けられたら最高です》(9月2日「NIKKEI STYLE」)

 

星野と綾野の“黄金コンビ”はまだまだ日本を騒がせそうだ。

 

「女性自身」2020年9月22日号 掲載

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