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韓国発の9人組女性グループTWICEの、11月に予定されていた東京ドーム振替公演の中止が発表された。

 

TWICEのオフィシャルサイトによれば、「新型コロナウイルス感染症拡大による政府・都道府県等による今後の大規模イベント開催制限」、「感染症の拡大防止に係る出入国管理及び難民認定法による日本への入国制限解除の見通しが依然として難しい状況」であることを、中止の理由としている。

 

国内アーティストでも、Sexy Zone、E-girls、米津玄師らの振替公演の中止が発表されている。これらは新型コロナ感染拡大の影響を受けての振替公演だったが、収束時期の目途はいまだに立たず、変更後のスケジュールでも実施は難しかったようだ。

 

通常、主催者側の都合でライブイベントを中止にする場合、主催者側は会場側にキャンセル料を支払うことになる。やむを得ない事情で振替公演を中止にする場合、キャンセル料は当初予定していた公演の分と、振替公演の分の計2回支払うことになるのだろうか。都内のライブハウス関係者に聞いてみた。

 

「弊社の場合、主催側の事情もそれぞれなので、中止ではなく振替日程での開催を約束してもらったものに関してはいただいていません。ただ、その振替公演も中止となった場合は、1回分のキャンセル料はいただいています。こちらから持ち込んだ企画についてはほぼ無償になるなど、ケースによってもばらつきはありますね」(都内ライブハウス関係者)

 

アーティストによっては無観客配信に切り替える場合もあるが、それよって収益はどのように変動するのだろうか。やはり動員の場合と比べて下回るのだろうか。

 

「イベントにもよるのですが、配信にすることで会場のキャパ以上にチケットをさばけるため、配信のほうが儲かる場合もあります。最近は完全に中止というよりは『配信で何かできないか』という相談を受けることもありますね」(前出・都内ライブハウス関係者)

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