それだけに、水谷の落ち込みようもかなりのものであるようだ。
「水谷さんは芦名さんの異変を感じ取れなかったことが心残りだったようで、芦名さんの死後、娘であり女優の趣里さん(30)に『もし悩むことがあったら何でも相談して』と、連絡したそうです。親として気がかりだったのでしょうね」(テレビ朝日関係者)
10月からは『Season19』がスタート。新シーズンにも芦名さんは登場するという。
「芦名さんは第1~2話に出演し、すでに収録済みでしたが、中盤にもう一度出演する予定だったんです」(前出・テレビ朝日関係者)
通例のドラマ現場なら“代役”の話が浮上するものだが、水谷を座長とする「チーム相棒」は芦名さんと寄り添っていく覚悟を決めたという。
「芦名さん演じる風間には代役を立てず、後輩記者といった新たな役を登場させる方向で調整するそうです。
’18年には初期からレギュラー出演していた志水正義さん(享年60)が亡くなりましたが、その際も代役は立てていません。水谷さんやスタッフは『芦名さんの代わりなんていない』という思いでいるそうです」(前出・制作関係者)
芦名さんへの惜別を胸に、水谷は20周年のその先を目指していくことだろう――。
「女性自身」2020年10月13日号 掲載