しかし今年に入り、新型コロナウイルスの感染が拡大し、夫婦での外出の機会も激減するなか、彼女は43歳にして手料理に目覚めたのだという。前出のファッション関係者が続ける。
「『こんなにきちんとお味噌汁を作ったのは、人生で初めてかもしれない』と、言っていました。ご主人は観月さんに家事をすることを求めるようなタイプではないのですが、彼女は一汁三菜の和風な食卓を目指しているようです。
2人ともお酒は好きですから、おつまみにもなる、きのこのマリネやささ身サラダなどもよく作っていると聞きました。特に漬け物にハマっているようで、きゅうりや大根といった定番の野菜から、セロリやトマトも漬けています」
彼女のインスタグラムにも《スイカの白い部分をお漬物にすると美味しいよ》(9月8日)といった投稿があった。’19年度は売上高112億円という会社のトップの妻が“すいかの皮で漬け物”とは、少し意外な気もするが……。
「確かに『大根の葉っぱもお味噌汁に入れている』と、言っていましたからね。そんなしっかりした面があることも驚きでした」(前出・ファッション関係者)
実は彼女はドラマ『天使のわけまえ』の公開収録でこんなことも語っていたのだ。
「(ドラマに出てくる料理は、野菜の)茎や皮を捨てずに雑炊や味噌汁に入れていたり、アイデアがすごいです。食べてみるとおいしくてびっくりしました」
10年前の感動を忘れずに、いま料理に生かしているに違いない。結婚6年目での妻の変身には夫・A氏も感慨深いことだろう。
「女性自身」2020年10月13日号 掲載