藤田まことさん1人反省会も…「はぐれ刑事」現場の真剣勝負
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ネプチューンの原田泰造(50)が10月15日に放送されるドラマスぺシャル「はぐれ刑事三世」(テレビ朝日系)で主演を務めると発表された。同作は10年2月に亡くなった藤田まことさん(享年76)が、主人公の刑事・安浦吉之助を演じた人気シリーズ「はぐれ刑事純情派」の新作となる。

 

各メディアによると、原田は安浦刑事と名前が似ているなどの理由から“はぐれ刑事三世”と呼ばれている浦安吉之警部補を演じる。「歴史があって視聴者の皆さんにとっても印象深いでしょうし、作品の持つブランド力が強いので、『主演だから』と気負わず演じられたらと思います」と意気込みを語ったという。

 

「はぐれ刑事純情派」は約22年にもわたり放送され、最高視聴率25.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録している。刑事ドラマの金字塔である同作だが、藤田さんはシーズンごとに“存続の危機”と戦っていたという。

 

「同ドラマは4月から9月にかけて放送されており、毎年6月末に“次シーズンも放映されるか”が藤田さんに明かされていました。ですから藤田さんは『6月は嫌いだ』と苦笑いもしていました。警察の不祥事が続いて視聴率が下がったこともあるため、『来年またやれるとは限らない』とたびたび話していました」(テレビ局関係者)

 

いまなお根強い人気を誇る「はぐれ刑事純情派」。生前の藤田さんはその魅力を自身で分析していたという。

 

「撮影中、藤田さんは『人を愛する心、信じる心』をテーマにしたいとスタッフと話していたそうです。そんな普遍的なことを伝えるのが、この作品の良さだとも。劇中で起こる事件に派手さはありませんが、それは新聞の三面記事を題材にしていたからだと聞きました。それでも視聴率がよかったのは、『庶民目線だからこそ』と藤田さんは考えていたそうです」(スポーツ紙記者)

 

そんな藤田さんは視聴者の期待にこたえるため、自身にもスタッフにも一切妥協を許さなかったようだ。

 

「藤田さんは『安浦刑事はこんなこと言わない』といって監督と言い合いになったり、『ここは違う』とロケ地から突然帰ってしまったこともありました。藤田さんの信条は“受け身でいいものは作れない”ということ。ですから現場スタッフと何度も意見を交わしては、『作品作りは真剣勝負だ』と語っていました。また自身の演技が失敗したと思った放送回だけを撮りためて、たびたび1人で反省会をしていたそうです」(前出・テレビ局関係者)

 

藤田さんの熱い思いの詰まった「はぐれ刑事」。その意思を継ぐ原田の好演に期待したい。

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