「拘置所では1回2,000~3,000円程度で理髪が利用できますが、留置場は一時的にいる場所なので、理髪する環境はありません。留置場を出ると、普通は保釈されるか拘置所に行くので、髪の毛がそんなに伸びるほど留置場にいることはないはずだからです。

 

なので、マスコミが集結するような有名人の場合、人前に姿を表すならば、保釈後に留置場を出てから警察署内で身なりを整えます。保釈後は自由に人に会うことができるので、署内にスタイリストなどを呼んで、着替えたり髪の毛を整えるくらいのことは可能です。

 

また、新宿署だと髪の毛をバチバチにセットしたホストが出ていくのに結構な頻度で出会えます。セットにドライヤーやコテを使うからなのか、保釈後のホストが多目的トイレによく立てこもっているのを見ます。伊勢谷被告もバリカン使って散髪までしたなら、多目的トイレを利用して整えた可能性が高いと思います」

 

「映画のワンシーンのよう」とまで言われた保釈劇の裏では、「トイレで毛を刈る」という地味な努力がなされていたのだろうか。

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