菅野美穂(43)が来年1月スタートの連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)で主演を務めると、10月12日に発表された。
各メディアによると、脚本は18年の朝ドラ「半分、青い。」(NHK総合)などのヒット作を手掛けてきた北川悦吏子氏(58)。菅野は「軽やかで楽しいドラマになる予感がしています」とコメントしているという。
菅野は13年4月、堺雅人(46)と結婚。15年8月に第1子となる男児を、そして18年12月には第2子となる女児を出産している。
そんな彼女がドラマで主演を務めるのは16年10月期に放送された「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)以来、4年ぶりとなる。
「『砂の塔』撮影当時、菅野さんは朝ドラ『べっぴんさん』(NHK総合)にも出演していました。大阪のスタジオまで長男を連れて通うことに。移動中の新幹線では泣き出す子供を抱っこし、通路を往復。スクワットをしながら、あやして寝かすこともあったそうです。
また『砂の塔』現場では、共演者の松嶋菜々子さん(46)と子育て話で大盛り上がり。2人とも人気俳優を夫に持つママという共通点もあり、菅野さんは松嶋さんに育児と仕事を両立させる方法なども聞いたそうです」(菅野の知人)
第2子を出産したあとの菅野は、19年10月にドラマ「シャーロック」(フジテレビ系)の第2話に出演。ほかにも同年同月に公開された映画「ジェミニマン」の吹き替えを担当するなど、単発的に仕事をこなしてきた。
「菅野さんはドラマ『半沢直樹』(TBS系)シリーズなどに出演する堺さんをフォローするため、仕事をセーブしていました。多忙のあまり、コロナ禍でゆっくり過ごす時間が増えたときに初めて『今まで忙しすぎたんだ』と実感したそうです」(テレビ局関係者)
そうして今回、「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」でドラマ主演に。その陰には、堺による“感謝倍返し”の献身サポートがあるようだ。
「『半沢直樹』第2シーズンの撮影は深夜まで行われることもありました。堺さんの過酷なスケジュールを支え続けたのは、間違いなく奥さんである菅野さん。堺さんは菅野さんの連ドラ復帰にあたって“心置きなく撮影に臨んでほしい”という感謝の気持ちから、自身のスケジュール調整を仕事関係者に依頼。菅野さんの撮影期間中は“半育休モード”だといいます。
菅野さんも堺さんのサポートをありがたく感じているといい、『10年後には仕事量がもっと増えてたらいいな』と笑顔を見せていました」(前出・テレビ局関係者)
夫婦二人三脚で俳優業を邁進する菅野と堺。その背中は、子どもたちにとっても“いいお手本”かもしれない。