「結婚発表の際、所属事務所はAさん一家への石原さんの思いを、《初めて彼のご家族とお会いした時、(私もこの家族と家族になりたい)と涙が出るほど温かい安心した気持ちになったそうです》と明かしていました。石原さんとしては、Aさんが海外進出を望んだら受け入れる心構えでいるといいます」(石原の知人)

 

いっぽうでAさんは数年前、インタビューに応じたファッション誌で、結婚後の妻の仕事についてこんな要望を語っている。

 

《仕事に対してモチベーションが高いコなら、期限を決めて仕事をしたりしないんじゃないかな。俺はパートナーには、結婚後も働いて欲しい派》

 

結婚後も共働きが理想の夫婦像だと思っていたのだ。

 

「Aさんが将来的に海外赴任をしてもテレビや映画のオファーが絶えない石原さんに同行を求めることはないと思います」(前出・Aさんの知人)

 

石原自身も国際派夫との結婚生活について“孤独の覚悟”を決めているようだ。前出の石原の知人は言う。

 

「石原さんの両親は70歳を超え、最近ではお母さんががんを患ったこともあり、しばらくは日本から離れるつもりはないそうです。また、女優という仕事にも誇りをもっており、数年前にテレビ番組で10年後について聞かれた際、『仕事はしていたいかな』と語っていました。海外別居婚という選択肢も想定の範囲内だと思います」

 

海外志向のAさんの家訓を尊重する石原。2人にとって大事なのは“物理的な距離”よりも“心の距離”なのかも――。

 

「女性自身」2020年11月3日号 掲載

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