「ストレートに結婚しました。どうしてもラジオで伝えたいということがありまして。お話できないことがずっとありまして。今日までなんとか協力してもらいながら、リスナーのみなさんに一番に伝えたいと思って……」
こう語ったのは、ナインティナインの岡村隆史(50)。彼は10月23日、自身のラジオ番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)で結婚を発表した。お相手は30代の一般女性だという。ネットでは《結婚おめでとうございます 末永くお幸せに》《本当に本当に嬉しい》と祝福の声が相次いでいる。
今田耕司(54)やチュートリアルの徳井義実(45)といった独身男性芸人らのグループ「アローン会」の“部長”を務めるなど、これまで独身キャラを貫いてきた岡村。本誌11年10月25日号では、お見合い企画も実施していた。
そこで岡村は“花嫁の条件”をこう語っていた。
「遊び上手とか、無理ですね。一般的な感覚を持ってる人がいい。僕、キレイなカラダですし(笑)。あとはやっぱり、顔がタイプというの、重要ですね。透明感があるような。あ、パン屋さんとか、花屋さんとか、いい気がしますね。それと『ちゃんとしいや』って言ってくれる人」
他にも「上戸彩さんか新垣結衣さんに“うっすらでいいから”似ている方」といった条件も伝えていた岡村。お相手の女性は、この条件を満たす人だったのだろうか。
また長らく独身キャラが板についていた岡村だが、彼の結婚を気にかけていたのが恩師・本多正識氏だ。
岡村が吉本興業の新人養成スクール「吉本総合芸能学院(NSC)」に通っていた当時、講師を務めていた本多氏。本誌19年1月29日号で、こう話していた。
「これまで彼は騙され続けたことで女性不審になっていました。そして『結婚したら面白くなくなる』とも言っていました。だから仕事に対して完ぺき主義な彼が結婚することは、夢のまた夢でした」
いっぽうで本多氏は「しかし最近、『50歳までには結婚したい』と言うようになったんです」と岡村の“変化”を報告。「泊まる部屋こそ別々だったものの、女性といっしょに旅行にも出かけたそうです」といい、こう続けた。
「正直、あと2年でゴールは難しいとは思います。しかし仕事に以前ほど完璧さを追求しなくなったことで、少しは可能性が出てきた。あとは彼を素のまま愛してくれる女性が出てきて、それを彼が受け入れれば……。まさかの展開もありうるのではないでしょうか」
そんな“まさかの展開”がついに実現したのだ。岡村の“50歳で結婚プラン”が成就し、本多氏の喜びもひとしおだろう。