浅野は6月にも一部週刊誌で、今夏に撮影予定だった主演映画の企画が新型コロナウイルス感染拡大の影響でストップしたことが報じられている。
「制作が止まったのは、’17年にフジテレビ系の連続ドラマとして放送された『刑事ゆがみ』の劇場版です。台本も上がっていたのですが、浅野さんは“絶対に新型コロナウイルスに感染したくない”と自粛生活を続ける決断をして撮影を断念したと聞いています。浅野さんと、バディーを組む若手刑事役の神木隆之介さんとの掛け合いがあってこそのドラマですから、浅野さんなしには成り立たず、映画化の話は止まってしまいました」(前出・芸能関係者)
映画撮影が白紙になり関係者は落胆したというが、特殊な世の中の状況ゆえ仕方ないと受け入れていたという。
「感染拡大を避けるためや“もし自分が感染したら……”というリスクを考えて出演しないことを決めたことについては、制作サイドがとやかく言うことではないと思っています。前々から映画化の計画があったとはいえ、コロナ禍は未曾有の事態。浅野さんご本人の考えがあるでしょうからね……」(前出・芸能関係者)
しかし、それからしばらくして朝ドラのメインキャストとして出演することが発表されたのだ。もちろん、時間が経ち、新型コロナウイルスへの感染対策について世の中の状況も変化した。浅野本人の考え方が変わったという可能性もあるだろう。ただ、前述のとおり、この発表時点でも、出演オファー中の作品の返事を新型コロナを理由に延ばされていた関係者がおり……。
「言わずもがな、朝ドラは約半年を要する長期での撮影ですからね。浅野さんに作品への出演のオファーをしていた関係者は、コロナ禍が収束していなくても朝ドラは出るのだから、コロナを理由に返事を引き延ばされるのはなんだかなぁ……と苦笑いしていましたよ」(前出・芸能関係者)
浅野に近い知人は、「“朝ドラだから”と知名度的に優先したわけでは決してないだろう」とフォローする。
「浅野さんは、普段から台本の内容などを熟慮し、納得した上で出演作品を決めていますからね」
とはいえ、出演オファー中の作品の関係者は“コロナが理由”と聞かされていただけに、さぞかし複雑な思いだろう――。