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道路交通法違反(ひき逃げなど)の疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎(23)が、10月30日に釈放となった。

 

東京湾岸警察署から出てきた彼は、同署の入り口に立ち「たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

 

そんななかネットでは、「また湾岸署?」との声が上がっている。

 

《なんで芸能人の逮捕案件は皆湾岸署なんだろね?》
《芸能人湾岸署多いよね》
《また湾岸署。芸能人が軒並み湾岸署にぶっこまれるのって一体なんなの?》

 

確かに先月保釈された伊勢谷友介(44)を筆頭に、近年逮捕された沢尻エリカ(34)や田口淳之介(34)、ピエール瀧(53)といった面々は湾岸署に留置されていた。同署は“芸能人御用達”なのだろうか?

 

「複数の収容者を入れておく雑居房に著名人を留置すると、施設内でパニックが起こるかもしれません。湾岸署は部屋数が多く、独居房が埋まりづらい。ですから、著名人の拘留に使われやすいんです」と語るのは警視庁関係者。さらに、湾岸署はマスコミ対策も万全だという。

 

「入口が広く作られており、署から出てきた様子を撮影しやすいという特色があります。また周りの交通量があまり多くない上に、車道も歩道も広いのでマスコミの整理がしやすい。隣に住宅街や商業施設もないので、近隣トラブルの可能性も限りなく低いんです」(前出・警視庁関係者)

 

08年に開署され、比較的新しい施設である湾岸署。どこかマスコミに対して、協力的にも見えるがーー。ここには警視庁の思惑もあるという。

 

「著名人が逮捕され、大きく報じられると犯罪防止の啓発に繋がると警視庁は考えています。ただ、裏を返せば“見せしめ”です。こうした手法が、『啓発にどれほどの効果を生んでいるのか』と疑問視する声は後を絶ちません。

 

とはいえ署の前で謝罪することは、逮捕された著名人にとって“ケジメをつける”という意味もあります。せめてものイメージ挽回に繋がる可能性は否定できません」(前出・警視庁関係者)

 

俳優人生が一変した伊藤容疑者。果たして“ケジメ”の効果はーー。

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