20歳になり、飲酒ができるようになると、伊藤容疑者の酒癖の悪さも指摘されるようになったという。

 

「徹夜で酒を飲んで、仕事現場に現れることもあったそうです。それを隠すこともしないので、一部の先輩俳優からは好かれていましたが、眉をひそめる関係者もいました。挨拶に関しても彼より売れている俳優に対しては丁寧なのですが、それ以外だと年上でも『うっす』で済ませたり、まったく挨拶をしなかったり……。そんな姿を見たり、話を聞いたりするたびに、女性マネージャーさんが彼に厳しく注意していたのです」(テレビ局関係者)

 

だが伊藤容疑者が売れっ子になっていくにつれて、“人として正しくなければ、いい俳優になれない”が口癖のAさんとの関係は変化していったという。前出のAさんを知る芸能関係者が続ける。

 

「次第に伊藤はAさんを“うるさすぎる”と言って、疎んじるようになりました。彼はAさんを自分の担当から外すように事務所の社長に直談判したと聞いています。最終的にはAさんも、伊藤を指導することをあきらめ、昨年夏に彼のマネージャーを辞めたのです。

 

さらに今年になってAさんは、事務所を辞めて独立しましたが、彼女が伊藤の運転をNGのままにしておけば、今回のような事件も起こらなかったでしょう。誰も注意する者がいなくなり、この1年の伊藤は“天狗ぶり”に拍車をかけるばかりだったそうです」

 

「女性自身」2020年11月17日号 掲載

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