「間違ってもいい」ウーマン村本 年1回地上波で漫才する理由
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お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI 2020 マスターズ』(フジテレビ系)に出演。桜を見る会や原発問題を批判した漫才に、波紋が広がっている。

 

「お客さんが若いので、今日は『桜を見る会』の話をしましょう」と、切り出した村本大輔(40)。安倍政権が公文書をシュレッダーにかけたことを持ち出し、「安倍政権支持者が俺のことを嫌いで、普段からSNSで攻撃を仕掛けてくるのはそいつらなんですよ」と息巻いた。

 

さらに「GoToトラベル」にかけて、「中曽根首相の葬式に税金1億円使われたから、あの世はGoToの対象だと思いますよ」と痛烈に皮肉った。

 

過去にツイートを削除したことから、「逃げた」とフォロワーから非難されたという村本。「安倍政権が公文書をシュレッダーにかけたことは許して、お笑い芸人がTwitterを削除したことは許さない」と繰り返し、「わかったことは1つ。俺のTwitterは公文書より上だ!」と叫んだ。

 

後半は東日本大震災の話に切り替え、救援物資や原発問題、朝鮮学校に至るまで早口でまくし立てた。最後に、「お笑い芸人は悲しい話を笑いにすることができる、痛みに触れて笑うことができるわけですよ」と“使命感”を力説。そして、「フジテレビ、絶対にこのネタ、改ざんすんなよ」と締めくくった。

 

スタンドマイクを1人握りしめ、5分間の独壇場を展開した村本。相方・中川パラダイス(39)は、ほとんど「はい」や「うん」など相槌のみだった。最高顧問として出演したビートたけし(73)は、「ああいうの北千住の駅前によくいたな」とコメント。苦笑気味に見ていたMCの矢部浩之(49)は、「ロックやな」と反応。

 

「間違ってもいい」ウーマン村本 年1回地上波で漫才する理由
画像を見る スタンドマイクを1人握りしめ、5分間の独壇場を展開した村本。

 

Twitterではトレンド入りするほど、議論が巻き起こっている。

 

《年に1回テレビで正論をバシッと言ってくれる日。すかーっとするわー》
《村本、よくやった。臭いものに蓋し続けて平和と微笑むこの国は腐ってるからな。しっかり笑いも起こってたしよく頑張ったと思う》

 

賛辞が広がるいっぽう、否定的な意見も上がっている。

 

《漫才でもない自分の偏った考えを喋るだけなのはもうTwitterとかYouTubeとかでやれよ……》
《ウーマンラッシュアワー、村本の相方が可哀相になってきた。 なにこの漫才?》

 

放送後、村本は《ずっと言いたいこと言い続けるよ。誰が不快になろうともね。今後ともやるからよろしくな》などとツイート。

 

昨年も同番組で社会問題を展開し、注目を集めたウーマンラッシュアワー。『モーニングショー』(テレビ朝日系)の取材にその真意を問われ、「無関心の人の耳のシャッターを開けたい」とコメント。

 

村本は、大飯発電所のある福井県・おおい町が出身地。父親の同級生に拉致被害者がいたことなどから、社会問題とされていることを話すのは「普通のこと」だったとも明かした。

 

しばしばツイートが炎上する村本だが、「間違っていてもいいから発信し続けること」「どっちの意見だとしても喋らないといけない」と発言。そのうえで、「炎上したら広がる。広がったら考える人がいる」と述べていた。

 

年に一度、地上波で披露する漫才。そこには村本の強い意志が込められているようだ。

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