18年5月、離婚3カ月後に周囲も驚くハイテンションな夜を過ごした中島美嘉。 画像を見る

「コロナ禍の今年も、街中はクリスマスのキラキラしたムードで盛り上がっています。この時期、芸能人に限らず婚約発表や入籍が多いのは、映画やドラマ、CMなどでの『恋人と過ごすクリスマス』=『幸せ』という刷り込み効果があるためでしょう。半面、雰囲気に流されるまま大きな決断をすると、思わぬ失敗が待っているため“危険な季節”ともいえます」

 

そう、「All About」恋愛ガイドの石田陽子さんが語るように、芸能人のクリスマスやイブの婚約発表・入籍ケースを調べてみると、たしかにその後の離婚・別居の確率は高い。

 

【hyde:大石 恵】’00年12月25日に入籍。順調

【杉田かおる:実業家】’04年12月24日にプロポーズ。’05年に離婚

【益若つばさ:元モデル】’07年12月25日に入籍。’13年に離婚

【羽田美智子:水中探検家】’09年12月24日にプロポーズ。’17年に離婚

【アンジェリーナ・ジョリー:ブラッド・ピット】’11年12月25日にプロポーズ。’16年より離婚調停。’19年に離婚成立

【中島美嘉:バレーボール選手】’14年12月25日に入籍。’18年に離婚

【道端アンジェリカ:飲食店経営者】’17年12月25日に結婚報告。’20年に離婚協議中と報道

【斎藤 司:一般人女性】’17年12月24日に結婚報告。順調

【小倉優子:40代の歯科医師】’18年12月25日に入籍。’20年〜別居中?

【バカリズム:夢眠ねむ】’19年12月24日に入籍。順調

 

芸能リポーターの菊池真由子さんに、クリスマス婚カップルの素顔を聞きつつ、おせっかいながら、石田さんに別居・離婚に至った理由を分析してもらった。

 

結婚生活が失敗しやすい“一目惚れからのクリスマス婚”
画像を見る 実は入籍日にこだわりがなく、結果的にクリスマス婚になったバカリズム。

 

歌手の中島美嘉(37)とバレーボールの清水邦広選手(34)は’14年にクリスマス入籍をしたが、’18年に破局。

 

「中島さんはもともとバレーボール好き。たまたまテレビで試合を観戦したときに清水選手を見て“この人だ!”と感じ、翌日実際に試合へ足を運んだそうです。情熱的な一面のある彼女が、一年でいちばん好きな季節がクリスマスということも、クリスマス入籍された理由でしょう」(菊池さん)

 

石田さんは、クリスマス婚には一目ぼれの人ほど気をつけたほうがよいと語る。

 

「最初に“好き!”という気持ちが高まりすぎると、しばらくして現実とのギャップに気づき、相手の嫌なところが気になってしまいがちです。家族になるというのは、夫婦が日々歩み寄る、地味な作業ですから……」(石田さん)

 

中島と清水選手は、東京と大阪で離れて暮らす生活が長かったことが離婚の原因とされているが、遠距離結婚生活とクリスマス婚の組み合わせも危険な兆候だ。

 

中島同様“すれ違い”を破局理由としていたのは、羽田美智子(52)と水中探検家のケース。’09年のクリスマスにプロポーズを受け、’11年5月5日のこどもの日に入籍してからも、それぞれ東京と沖縄を拠点に活動していたという。

 

「クリスマスにプロポーズをするのは、ロマンチストで記念日を大切にする人が多いと思うのですが、そのような人は自分が誰かにとって特別でいたいという気持ちが強い傾向にあります。でも、遠距離ではそのことを実感しづらいので、結婚生活が困難になることが多いのかもしれませんね」(石田さん)

 

ただし、羽田は元夫とよい関係が続いているよう。

 

「もともと友人同士が恋人になった経緯がありますが、結婚生活を解消することで、仲のよい友人に戻り、いまでも定期的に連絡を取り合っているそう」(菊池さん)

 

こうしたなか、クリスマス入籍であっても、特にこだわりを持っていないケースは、順調だったりする。

 

「バカリズムさんは入籍日にこだわりがなくて、年内にしようということだけで決めていたそう。それなのにクリスマス婚についてかなり周りから言われるので“オレにとってクリスマスは特別な日じゃない!”と弁明していたようですよ」(菊池さん)

 

今年も発表されるかもしれない、芸能人のクリスマス婚。聖夜の決断にはご注意を!

 

「女性自身」2020年12月29日号 掲載

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