今年もM1グランプリが開催され、マヂカルラブリーのおふたりが激戦を制してチャンピオンに輝きました。このコラムでは、そんなM-1グランプリについての話をしようと思います。ただし、僕らの住むこの世界のM-1ではなく、この世界とは別の並行宇宙――。
「回文界」
でのM-1の話です。
前から読んでも後ろから読んでも同じになる、言葉の神様のいたずらによって引き起こされる奇跡の文章。そんな「回文」がそこらじゅうにあふれる夢のような世界、それこそが「回文界」です。
回文界でもこちらの世界と同じようにM-1が開催され、やはりマヂカルラブリー、通称「マヂラブ」のおふたりが栄冠を手にしました。でも、現実世界のマヂカルラブリーと回文界のマヂカルラブリーには、決定的な違いがあったのです。
■ブラ自慢、マヂラブ
【ぶらじまんまじらぶ】そうなんです。回文界のマヂラブのおふたりの芸風は、とにかくブラジャーの自慢なんです。そしてさらに、
■ブラ自前、マヂラブ
【ぶらじまえまじらぶ】ちゃんと自腹で購入されているんですね。M-1優勝賞金の使い道として「ランジェリークの、ノンワイヤーの高級ブラジャーが、買いたいよ!」と喜んでいたそうです。
回文界のM-1グランプリ、ほかの出場コンビはどういう様子だったのでしょうか?