マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期ーー。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。
今もお笑い界のトップを走り続けるビートたけし(73)。そんなたけしは今年、大きな決断をくだしていた。かねてから交際していた恋人・Aさんとの再婚を発表したのだ。結婚中も別から自由奔放なたけしだったが、約40年連れ添った前妻・幹子さんが贈った言葉は意外なものでーー(以下、2020年3月3日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま
「(別居期間が)長かったですから……。2人の子供たちもすでに心の整理がついていると思います。(たけしの)今回の結婚も、子供たちは報道で知ったと言っていましたね」
2月13日、顔なじみの記者にこう語るのはビートたけし(73)の前妻・幹子さん(68)だ。その表情は明るいが、数々の苦悩に苛まれた結婚生活だったーー。
昨年6月に幹子さんとの離婚を発表したたけし。そして、2月8日にはかねてから交際していた18歳年下のAさんとの再婚を発表。たけしが15年に設立した個人事務所「T.N.ゴン」の役員を務め、仕事上のパートナーでもあるAさんだが、幹子さんの心境は複雑だった。
「もともと幹子さんは漫才師だったこともあり、2人は“同志”でもありました。’80年の結婚直後からたけしさんは、月に何度か一緒にご飯を食べるとき以外は家にいない“別居婚”状態でした。それでも2人の絆は強く、夫婦仲はとてもよかったです。
しかし、’13年にたけしさんがAさんとの交際をスタートさせてから関係は一変。たけしさんはテレビ番組で『俺の彼女を食事に連れていった』とAさんとの仲を公言するようになりました」(スポーツ紙記者)
幹子さんは、これまで何度も本誌に怒りを打ち明けていた。’18年にたけしは前事務所「オフィス北野」から独立。一部で“背景にAさんの存在がある”と報じられていたことについて尋ねると、幹子さんは冷たく言い放った。
「もしそうであれば、その人(Aさん)が思ういい展開になると思っているんじゃないですか?」
さらに、テレビ番組でたけしが「離婚調停は終わっている」と発言した’19年1月には「あきれた。調停なんて、絶対ないですから」と離婚をキッパリ否定。“本妻の意地”を見せていたのだ。
そんな幹子さんは元夫の再婚に何を思うのかーー。冒頭での発言に続いて、幹子さんは語る。