「映画版第1弾は香港、第2弾はマレーシアが舞台。毎回、詐欺師が大富豪を華麗にだまして金を巻き上げるさまが痛快なエンタメ作品で、豪華なキャスト陣や海外ならではのド派手さが、映画版が支持を受けてきた大きな理由。あの世界観を作り出すうえで“海外ロケは不可欠”という判断なのでしょう」(前出・映画関係者)
ロケ地の候補として名前が挙がっているのが、あのリゾート地だ。
「最有力候補は、地中海のマルタ島だそうです」(前出・映画関係者)
マルタ島は、真っ青な海に加え、大聖堂などの歴史ある建物が並ぶ街並みや古代の神殿といった世界遺産を擁する美しく神秘的な土地。
「1月中旬現在、日本からマルタ共和国への渡航は、72時間以内に発行されたPCR検査による陰性証明書を提出すれば入国可能で、14日間の待機措置もない。“入国しやすい国”といえるでしょう。撮影を敢行するかどうかは、今後の感染拡大状況などを鑑みて流動的に対応することにはなるのでしょうが……」(前出・映画関係者)
製作するフジテレビにマルタ島での撮影などについて問い合わせると、「映画製作の詳細についてはお答えしておりません」との回答。
迫るクランクイン。仲間の死に落ち込んでいた時期があった長澤だが、前出の映画関係者によると、
「今は気持ちを切り替えて第3弾の撮影に前向きだと聞いています」
三浦さんも竹内さんも同シリーズの出演を楽しんでいたという。撮影実現の暁には、長澤がマルタの地で天国の2人に思いをはせ、祈りをささげることだろう――。
「女性自身」2021年2月2日号 掲載