画像を見る

「私、4月から大学生になります!」

 

1月26日、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)でこう朗らかに報告したのはタレントの東貴博(51)だ。「コツコツ勉強していたんですよ」と明かし、社会人特別入試で大学に合格したことを喜んだ。

 

「貴博さんは18歳の時に大学受験に失敗し、浪人をしていました。ですが、コメディアンだった父の八郎さん(享年52)が他界。そんな折、八郎さんの弟子だった萩本欽一さん(79)が、『僕のところにこないか』と貴博さんに声をかけたのです。それから芸人としての道を歩み始めました」(スポーツ紙記者)

 

東はラジオで、「それなりに仕事にありつけるようになっていたんで、もう諦めていた」と述懐。だが「欽ちゃんが5、6年前に大学行ったじゃないですか。それで『行けるんだ』と思った」と、受験するきっかけを語った。

 

「今回、貴博さんが合格したのは、萩本さんと同じ駒澤大学です。学部は異なりますが、萩本さんは73歳だった15年4月に入学。『ボケ防止になるかな、くらいの気持ちで通い始めた』と語っていましたが、中退するまでの4年間を楽しんでいました。そういったチャレンジ精神旺盛な萩本さんに、感化されたようです。

 

そんな萩本さんは、貴博さんの“育ての親”でもあります。12年にcその後も貴博さんの長女・詩歌(うた)ちゃんの名前を命名するなど、暖かく見守ってきました。貴博さんの大学合格は、萩本さんも喜んでいることでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 

東貴博 51歳で大学生に!背中追った亡き父と萩本欽一の影響
画像を見る 萩本は安めぐみと結婚した際に父・八郎さんに代わって披露宴に出席したという。

 

いっぽう東の大学進学は、八郎さんの願いでもあったという。ラジオでは「お前には大学行ってほしい。俺、小卒なんだけど、大学に憧れがある」と、父との約束も明かした東。そんな東だが、これまでも八郎さんの遺志を忠実に受け継いできた。

 

「貴博さんは、お父様をとても尊敬しています。15年には、八郎さんが主宰したお笑い養成所『笑塾』を復活させました。二十七回忌を迎えた際、『父が自分と同じ年くらいの時、何をやっていたのだろう』と考えたのがきっかけだったそうです。八郎さんや萩本さんの“お笑いは人から教わるものじゃない”という教えを受け継ぎ、入塾生の道しるべになるよう心がけているそうです。大学進学も、『お父さんの夢を叶えたい』といった気持ちがあったのでしょう」(芸能関係者)

 

“2人の父”に後押しされ、充実した新生活をスタートさせるのだろう。

【関連画像】

関連カテゴリー: