■プロレス界も長瀬に熱視線
そんななか「NEWSポストセブン」は9日、“ジャニーズ伝説の振付師”であるボビー吉野さん(62才)のインタビュー記事を掲載。吉野さんは「レッスンも長くやっていたし、少年隊のバックダンサーをやっていたぐらいなんで、むしろうまい」などとTOKIOのダンスのスキルを絶賛している。
そんなTOKIOのメンバーである長瀬の身体能力の高さは、これまでダンス以外でも注目を浴びてきた。
「長瀬さんはスケボーやサッカーも得意で、身体能力が高いことはファンの間では周知のこと。5年前に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で空手対決を行った際は、相手の胸元の位置までジャンプして蹴りを決めていました。
ドラマ内でのパフォーマンスにも、衰えを一切感じさせません。共演した蝶野正洋(57)さんも、『プロレス業界から引っ張りだこになると思う』と熱視線です」(テレビ局関係者)
本誌は昨年12月上旬、本ドラマの撮影現場をキャッチ。そこにはプロレスのコスチュームをまとい、がっちりとした体格の長瀬が佇んでいた。
彼が最もこだわっているのはプロレスのシーンだというが、その熱量はドラマに説得力をもたらしているようだ。
「プロレスのシーンは、主に長瀬さんの意向が取り入れられているといいます。『世阿弥マシーン』が能面を着けて登場するのも、ストーリーに添った彼のアイデアなのでしょう。
なんでもこなす長瀬さんは『スーパーマンじゃない』と苦笑するそうですが、周囲の期待を大きく超えてくるとも。そんな本作のテーマは介護。脚本を書いた宮藤官九郎さん(50)は、長瀬さんに『長男の悲哀を表現できるはず』と語っていました。
等身大で演じる長瀬さんから滲み出る“現実味”や家族を思う気持ちは、視聴者から共感を呼んでいます」(制作関係者)