■語っていた創作意欲「仕事だけやってると、ダメ」
何より、“嵐”が大野を突き動かす原動力になっていたようだ。
「大野さんの創作スタイルは、仕事の合間を縫って一つの作品を完成させるというもの。嵐の活動を通して得た刺激を、創作活動に還元していました。しかし21年間続けた嵐の活動をいったん終えたことで、ちょっとした“燃え尽き状態”になってしまい、インスピレーションが湧いてこないのでしょう」(前出・知人)
かつて大野は、創作意欲についてこう語っている。
《バランス、なのかな。仕事だけやってると、ダメで。だから描きたくなるんですよね。それでちょうどバランスがとれていて、っていう感じですね》(『ザ・テレビジョン』’15年8月14日号)
しかし、大野の“スランプ”はそう長くは続かなそうだ。
「松本潤さん(37)の大河ドラマ主演が決定するなど、休止後のメンバーの活躍を見て、大野さんは喜んでいるといいます。嵐の活動が創作活動の“源”であることを改めて実感して、感謝しているそうです。コロナ禍が一段落すれば、大自然に触れることで充電できるので、また描き始めることでしょう」(前出・テレビ局関係者)
嵐の絆が大野をふたたびキャンバスに向かわせることだろう――。
「女性自身」2021年3月9日号 掲載