■「このグループだけはどうしても守りたかった」
’19年1月に転機が訪れる。向井康二(26)、目黒蓮(24)、ラウール(17)の3人が加入し、現在の9人体制に。
一部のファンから「6人で頑張っていたのに……」といった批判もあったというが、深澤は’19年3月放送の『RIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ系)でこう語っている。
「いままでのグルーブが全部なくなってしまったから、このグループだけはどうしても守りたかったので。そこに、こうね3人プラスして、新しいSnow Manで。どうにか頭ひとつ抜けさせるにはこの方法しかないと思ってた」
9人の結束も固いようだ。
「目黒くんは別のユニット、向井くんは関西Jr.で、それぞれ長い下積み時代があるので、6人と苦労を共有し、強い信頼関係があります。ラウールくんは持ち前の人懐っこさでみんなからかわいがられているそうです」(音楽関係者)
そして、前身ユニット時代から11年を経て、’20年1月についにデビューを果たす。このとき、深澤は27歳で、ジャニーズ史上最年長のデビュー記録となった。
やっとの思いでつかんだデビューだが、またしても困難が彼らを待ち受けていた。
「昨年3月に岩本さんが一部週刊誌でスキャンダルを報じられ、7月まで活動を自粛。出演予定だった年末の紅白歌合戦も直前に宮舘さんが新型コロナウイルスに感染し、泣く泣く辞退することになりました」(スポーツ紙記者)
それでも、苦節11年で培った“凹まない力”で逆風にも果敢に立ち向かっていく。
「困難があるたびに、メンバーの絆は強くなっているそうです。9人で“常に初心を忘れないでいよう”と誓い合って、どんな仕事でも前向きに取り組んでいるといいます」(前出・テレビ局関係者)
この先、どんな壁が立ちふさがっても凹まぬ9人は“凸破”し、乗り越えていくことだろう――。
「女性自身」2021年3月16日号 掲載