『特捜9』プロデューサー急逝…井ノ原快彦変えた恩人の言葉
画像を見る シーズン4に突入することが発表された『特捜9』

 

■「渡瀬さんのようになれない…」井ノ原を励ました恩人P

 

「『自分は渡瀬さんのような座長にはなれない』と苦悩するなかで、金丸さんは『無理に渡瀬さんと同じことをしなくていい』と励まし続けました」(前出・ドラマ関係者)

 

そうした言葉もあってか、’20年4月の『ザテレビジョン』のインタビューで、井ノ原は渡瀬さんとのスタンスの違いをこう語っている。

 

《僕は、だまって俺についてこいという渡瀬さんとはタイプが違いますし。『(後輩刑事役の)山ちゃん(山田裕貴)だったらどうする?』って聞いて、意見が出たら『じゃあ、俺もやってみるから』って一緒に作ってる感じ》

 

井ノ原にとって金丸さんは『9係』時代を含め、主演俳優にまで育ててくれた存在だった。

 

「金丸さんは’20年5月に、『日本映画テレビプロデューサー協会』の会報で、ベテラン鑑識役の伊東四朗さん(83)が、井ノ原さんに『いい顔になった』と語った場面を紹介していました。これは金丸さん自身も感じていたことなのでしょう。4月から、『特捜9 season4』もスタートします。井ノ原さんとまた一緒に仕事ができることを楽しみにしていたと思います」(前出・ドラマ関係者)

 

金丸さんの逝去という『特捜9』を襲った衝撃。座長・井ノ原はどう乗り越えていくのか。

 

「女性自身」2021年3月16日号 掲載

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