《3ヵ月間ご視聴いただき、本当にありがとうございました 俺たちの絆バリカタ 会いたくなったら出てきちゃうかも……最後にみなさん、親と家族を大切に ぜあっ!!》
こうつづったのは、TOKIO・長瀬智也(42)の主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)の公式Twitterアカウントだ。長瀬と数々の作品でタッグを組んできた、宮藤官九郎(50)が脚本を務める同ドラマ。3月29日に最終回を迎えた。
各メディアによると、最終回の視聴率は10.2%。『デイリー新潮』は「あまりに切ない最終回にホームドラマの王道を感じた」という記事を掲載。さらに『現在ビジネス』も「『ドラマのお約束』をひっくり返した傑作だった」とつづられた記事をアップ。放送中から多くの支持を集め、ついに有終の美を飾った。
00年のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(同局系)以降、親睦を深めてきた長瀬と宮藤。長瀬は今月末でジャニーズ事務所を退所すると発表しており、『俺の家の話』は20年にわたるタッグの集大成となる。
「宮藤さんは、これまで長瀬さんの演技を『僕の伝えたいことをうまく伝えてくれる』と絶賛。いっぽう長瀬さんも『宮藤さんの作品にはすべて出たい!』と語っていたほど、2人は相思相愛なんです。今回のドラマが実現したのも、『ジャニーズ最後の作品は宮藤さんと!』と長瀬さんが熱望したためです」(ドラマ関係者)
そんな経緯のため、長瀬の気合いは並々ならぬものだったようだ。
「長瀬さんは、同作のためにイメージを刷新。近年はツーブロックのイメージが定着していましたが、久々に髪を伸ばしロン毛を決意。それほど意気込んでいました。さらに筋トレと食事管理でプロレスラー並みの体格を作り上げ、役作りも完璧でした。
また、プロレスシーンはスタントなし。にもかかわらず難易度の高いプロレス技を繰り出し、共演者の蝶野正洋さん(57)が『プロレス業界から引っ張りだこになると思う』と熱視線を送るほどでした」
有終の美を飾り、ジャニーズを去る長瀬。その背はまた一つ、大きくなっている。