■仕事のオファーも夫婦で事前に相談
昨年4月、りえは本誌で行った瀬戸内寂聴さんとの対談で森田についてこう語っている。
《私も愛する存在がいてくれることはエネルギーの源のような気がします》
森田にとっても、りえは未来を照らす灯台のような存在だった。
先日、森田は今年の11月1日をもってジャニーズ事務所を退所し、俳優業に専念することを発表。V6の解散も発表された。人生を左右する夫の決断をりえは陰で支えていたという。
「’10年にもV6解散の議論がありましたが、当時の森田さんは『まだ燃焼しきっていない』と反対派だったと聞いています。それだけに今回の退所については、相当悩んだそうです。話し合い自体はメンバー6人だけで進められましたが、森田さんもりえさんには相談していたといいます。
結婚発表時、連名で《表現者として志高く歩んでいきたい》とコメントしていたように、りえさんと森田さんは互いに俳優として尊敬しています。どちらかにオファーが来た際は、脚本などを見せ、事前に相談し合うそうです。そんなりえさんが背中を押してくれたことで、森田さんも退所を決断し、役者一本で勝負していく覚悟ができたのでしょう」(前出・舞台関係者)
夫婦としてだけでなく“同志”としても手を取り合ってきたりえと森田。
“長女をともに育てあげ、共白髪になっても手をつないで”という誓いを体現した誕生日だった――。
「女性自身」2021年4月27日号 掲載