20年10月、ケーキ店へ向かう大和田 画像を見る

昨年4月23日、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった女優の岡江久美子さん(享年63)。その突然の訃報から、ちょうど1年を迎えた。

 

当日、岡江さんの夫・大和田獏(70)は娘の大和田美帆(37)とともにオンラインイベント『スマイル!岡江フェスティバル~音楽とともに~』に参加。各メディアによると、そこで彼は「失ったものは大きくて、喪失感からは逃れられない」「彼女(岡江さん)の明るさと前向きな生き方を見習って、前向きに頑張っていきたい」と話したという。

 

「獏さんは岡江さんが亡くなった当初、彼女が生前に愛着を持っていた家具や本を見るたびに胸が詰まるような思いだったそうです。亡くなる前年の12月、岡江さんは乳がんの手術を受けており、獏さんは常に彼女のことを気遣っていました。それでも、コロナの感染に気づいてやれなかった。それが悔やんでも悔やみきれなかったようで、『何が悪かったんだろう……』と自問を繰り返してしまうこともあったそうです」(大和田家の知人)

 

そんな傷心の獏を支えるのが、美帆だという。昨年5月、岡江さんが所属していた『スタッフ・アップ』の代表取締役・戸張立美氏は本誌にこう語っていた。

 

「美帆ちゃんは実家と離れた場所に住んでいるのですが、生活の品とか食材を買って届けてくれているんです。ただ玄関先に置くだけで、直接会ってはいないそうです」

 

「獏ちゃんは遺品もまだ整理できていないし、仕事も『まだ積極的にやろうとは思えない……』と言っていたそうです。岡江が亡くなってからは、ほとんど自宅にこもっていました。それでも美帆ちゃんのおかげで、最近は犬の散歩をするようになったみたいです」

 

さらに戸張氏は、父娘関係に変化も見られるようになったと明かしていた。

 

「これまでの2人は、毎日親しく話すような親子ではありませんでした。これは決して仲が悪かったとかではなくて、芸能人一家の宿命みたいなもの。美帆ちゃんにとって獏ちゃんは、父親であると同時に“仕事上での大先輩”でもあったわけですから」

 

「しかし最近はLINEでやり取りをしたり、テレビ電話で頻繁に話したりするようになったそうです。物理的に住んでいる距離は遠いんですけど、気持ちは今まで以上に近くなっている気がしますね」

 

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