高橋一生に次いで井浦新も“入れ替り”ドラマが注目される訳
画像を見る 『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)で“入れ替わり”を好演した綾瀬はるかと高橋一生

 

■「天国と地獄」の高橋一生を彷彿させる

 

井浦が顔全体を涙で濡らしたり、大声で「ママ〜!!!」と叫んだりする喜怒哀楽の表現は「麻生久美子にしか見えない」とSNSで大反響。そんな井浦の演技は、前クールで人気を博した『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)で綾瀬はるか(36)との“入れ替わり”を好演した高橋一生(40)を「彷彿させる」といった声も上がっている。

 

《井浦新の麻生久美子を見て、高橋一生の綾瀬はるかを思い出します》
《『天国と地獄』での綾瀬はるかと高橋一生の「演技力モンスター」ぶりもすごかったけど、井浦新もすごい》
《入れ替わりものって演技力が相当ないといけない気がするけど高橋一生さんや井浦新さんは流石だなぁ》

 

今クールにもラインナップされた“入れ替わりドラマ”。その注目度が高いのは、理由があるようだ。

 

「過去にも’03年『ぼくの魔法使い』(日本テレビ系)や’07年『パパとムスメの7日間』(TBS系)、’15年『民王』(テレビ朝日系)といったドラマが生み出されました。入れ替わった両者の立場が大きく異なるほど、インパクトの強いドラマとなります。

 

『あのキス』の脚本を書いた大石さんは、連続ドラマの醍醐味を『結末に向かう展開への期待』と語っています。複数人の人生が交差する“入れ替わり”は、演出プランを膨らませやすく、連続ドラマとの親和性が高いといいます。

 

最近では、漫画などを原作としたドラマが増加傾向にあります。『天国と地獄』もそうでしたが、結末がわからないオリジナルストーリーはそういったドラマとの差別化を図りやすいでしょう。予測がつかない展開に、視聴者間で考察が広がるなど興味を増す要素になっているのです」(テレビ誌ライター)

 

先の見えない展開に、“オジ巴”はどうなっていくのだろうか? 視聴者の期待が膨らむばかりだ。

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