■贔屓筋の個人情報を把握して…
「会場で、夫を支えてくれるご贔屓さんや関係者に挨拶して回るのは梨園妻として当然のこと。紀香さんのすごいところは、会場の外まで出迎えて、さらに何百人にもなるご贔屓さんの個別の情報が頭に入っていることです。
顔を見ただけで即座にその人の名前と情報を思い出し、『お孫さん大きくなられましたね』とか、『膝の具合はどうですか?』と声をかけるんです。ご贔屓さんは“あの藤原紀香が自分を認識してくれている”と大喜び。もっと紀香さんと話したいと、いつもご贔屓さんたちがロビーで囲んでいます」(後援会関係者)
紀香の“手腕”で観客も増えると前出・歌舞伎関係者は続ける。
「紀香さんが来場する愛之助さんの公演の入場者数は、来ないときと比べ2割増しになるそうです。すでに三田寛子さん(55)を超えたと松竹も大喜びだとか……」
紀香の頑張りは、5月23日に亡くなった秀太郎さんにも伝わっていたと前出の歌舞伎関係者は語る。
「この2~3年は“できた奥さんだ”と認めていました。最後には感謝も口にしていました」
6月28日に50歳を迎えた紀香。愛之助も惚れ直す、新たな顔をまだまだ見せてくれそうだ。