■台湾では福原の報道が減り“過去の人”に
福原本人は明るい青写真を思い描いているようだが、現実はそうは甘くなさそうだ。
「不倫報道前の今年1月には卓球の全日本選手権・女子シングルス決勝を生中継で解説しました。ですが、今回の東京五輪期間中、卓球関連の仕事を彼女に頼むメディアはほとんどないはずです。番組スポンサーが認めないでしょうから……」(テレビ局関係者)
厳しいのは日本だけではない。実は台湾では福原はすでに“過去の人”になっていると明かすのは台湾ガイド・通訳手配センターの山崎肇社長だ。
「夫妻の離婚は台湾ではテレビなどで以前ほど報道されることはなくなりました。ネットで数社が離婚を報じていましたが、日本の記事の焼き直し程度。もう愛ちゃんの件は話題にならないのです」
福原を長年支援する関係者も、江氏との結婚は“勢いだけだったのかもしれない”と振り返る。
「2人が結婚したのは、5年前のリオ五輪の直後。日本女子は卓球で団体銅メダルを獲得。彼女の周囲も大いに沸いていました。愛ちゃんもそれに乗って台湾と日本で2回披露宴を行うなど、ウキウキな気分だったと思います。中国語も堪能な彼女は江さんのことはよく知っていたのだと思います。でも、台湾の大家族とか、姑とか義理の姉との関係とか、そこまで考えが及んでいたのか……。
相手方にも疑問は感じますが、2人の子供に恵まれたのに、子供を置いて日本に戻ってきてしまったわけですから。普通の状態ではないですよ。とても残念です」
1年延期された東京五輪まで結婚生活が続かなかったことに嘆息するばかりだった。2人のわが子の様子を気にかける福原だが、実際の面会は今秋以降になりそうだという。
「モラハラ報道もあった夫と今すぐに顔を合わせる気分ではないのでしょう。長女の誕生日が10月ということもあり、コロナ禍の様子を見て、まずその時期に台湾に行くかどうか考えているそうです」(前出・福原の知人)
“冷徹”に様子見をしている福原。日本、台湾では前途多難に映るが、前出の山崎社長はこう語る。
「むしろ、愛ちゃんは絶大な人気を誇る中国を中心に活動していくのではないでしょうか」
波瀾万丈でここまで生きてきた福原。今回の離婚で“リセット”を期待しているのだろうか――。