11年11月、長男のお受験に挑んでいた竹内結子さん 画像を見る

セミたちが過ぎゆく夏を惜しむように鳴いていた。埼玉県内の住宅街にある寺院。そこに竹内結子さん(享年40)が14歳のときに死に別れた実母は眠っている。

 

この寺院の近所に住む竹内さんの親戚女性はこうつぶやいた。

 

「結子が亡くなったばかりのころ、私たちの間では、“もしお墓がないなら、お母さんといっしょのお墓に入ればいいのにね”といった会話もあったのです」

 

昨年9月27日に竹内結子さんが自ら命を絶ってからもうすぐ1年になる。

 

「竹内さんは’19年に俳優・中林大樹(36)と再婚。翌年には第2子となった男の子を出産したばかりでした。仕事も順調でしたし、14歳と生後8カ月のお子さんを残しての急逝に、多くの人々が衝撃を受けたのです」(芸能関係者)

 

2児を1人で育てていくことになった中林にとって激動の日々が始まった。

 

「竹内さん逝去の翌月の10月には、竹内さんの個人事務所の代表取締役に就任しました。さらに12月に竹内さんといっしょに暮らしていた家賃180万円という低層マンションからタワーマンションに引っ越したと報じられました。“子供たちに早く悲しい出来事を忘れさせたい”という判断もあったのでしょう。

 

そして今年4月からは長男が高校に進学しました。次男はまだ1歳ですし、コロナ禍での長男の通学や進学のサポートをするのは、父親としての気遣いも並み大抵のものではなかったでしょう」(前出・芸能関係者)

 

中林の最新出演作は今年3月に公開された『劇場版 奥様は、取り扱い注意』だが、これは竹内さんが亡くなる前に撮影が終了していたという。この1年間、彼は俳優を休業して、2人の子供たちを守ってきたのだった。

 

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