竹内結子さん一周忌 義父が語る遺族の今「みんな何とか元気に…」
画像を見る 20年10月、憔悴している様子だった夫の中林大樹

 

■「何とか元気に…」義父が明かした遺族たちのいま

 

中林の父・Aさんは奈良県にある医療品原料卸売会社の会長を務めている。竹内さん逝去直後、Aさんは本誌に次のように語っていた。

 

「突然のことですからね……。家族みんなが憔悴しているのですが、特に大樹が憔悴しきっている状態です。しかし、そんななかでも大樹は、こう言っているんです。

 

『2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ』とーー」

 

中林が具体的にはどのように育児に尽力しているのか? その後の竹内家にまつわる情報はほとんど報じられていない。そこで一周忌を目前にして本誌は、再びAさんに取材を申し込んだ。

 

「私がお話しすると、また騒ぎになってしまいますからね……」

 

Aさんはそう逡巡しながらも、こんな言葉をーー。

 

「(息子と孫たちは)みんな、何とか元気にやっています。……あとのことは事務所に聞いていただけますか。大樹が頑張っている? それは、そうですね」

 

たった1人で子供たちを育てていく息子・中林のことを心配していたのか、かつては、「下の子もまだ小さいですからね。中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います」 と、厳しい表情でそんな悲壮な覚悟を明かしたAさんだったが、今回の取材に対しては元来の柔和な雰囲気を取り戻しているように見え、「みんな元気にやっています」という言葉からは、息子に対する確かな信頼も伝わってきた。

 

次ページ >“決まらぬ納骨”に母方親族たちの悲嘆

【関連画像】

関連カテゴリー: