マツコ 実母の死から5年…自宅ゴミ屋敷化に専門家は“仮面うつ”を指摘
画像を見る 『怒り新党』で共演した有吉と夏目は結婚(写真:産経新聞)

 

■「父の価値観に合わせることで温かい気持ちが」

 

「母親が亡くなり、父親の存在がより大きくなった。そして父親が生きる目的にもなったのでしょう。マツコさんの父親は昭和の早くに生まれたにもかかわらず、セクシュアリティをおおらかに受け入れてくれたそうですから、父子関係が深いのでしょう」(前出・横山氏)

 

マツコは今月4日放送の『5時に夢中!』(TOKYO МX系)で「もう物を買わない」と“物欲ゼロ”だと明かしている。そして前出の『朝日新聞』では子ども時代の質素な生活を振り返り、父親のことを「無欲の人」と称している。

 

「マツコさんの価値観は、父親の影響が大きいのでしょう。自分で稼ぐことで、散々お金も使ってきたはず。ですが、最終的にはシンプルイズザベストという父親の価値観にたどり着きました。その価値観に重ね合わせることで安心感や温かい気持ちを覚えるのでしょう」(前出・横山氏)

 

そんなマツコには実家で2年間ひきこもっていた時期がある。

 

「ゲイ雑誌の編集者として5年間働いたのち退職。思ったことができなくなり無力感を感じた20代後半のマツコさんは帰省し、ひきこもったんです。当初、お父さんは『働かないヤツは、水飲むな!』と怒ったそうです」(出版関係者)

 

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