「そうですね。この間(さんまさんに)お目にかかった時、本当に若々しかったですね。まだ、AKBの1人や2人は妊娠させられますよ」
こう語ったのは、フリーアナウンサーの徳光和夫(80)だ。先月30日、徳光は浅草キッド・水道橋博士(59)のYouTubeチャンネルにアップされた動画で、“明石家さんまは年齢の衰えを知らない”と表現するために冒頭のようにコメント。それも、真剣な表情で述べたという。
「AKBの1人や2人は妊娠させられますよ」という、AKB48への度が過ぎたセクハラ発言。AKB48グループの選抜総選挙で9回も司会を務めてきた徳光の口から、まさかこのような言葉が出るとはーー。
実は、徳光のセクハラ行為はこれだけではない。
例えば、’18年9月に放送された『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)で徳光は酒に酔った挙句、隣に座っていた藤田ニコル(23)に「かわいいね」と言いながら肩に触れ、手の甲で彼女の頬を撫でる一幕が……。
「ニコルさんは当時、若干20歳です。50歳以上も年の離れた、人生においても芸能界においても“先輩”である男性に頬を撫でられて、どんな気持ちだったでしょうか」(テレビ局関係者)
さらに’16年9月、徳光は自身のレギュラー番組『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)でもセクハラに興じていた。そのターゲットは熊田曜子(39)。
「番組では、育児中の熊田さんが『搾乳をしなくてはいけない時間になったから、チャイを飲んで待っていてください』と話すシーンがありました。すると徳光さんは『母乳も飲みたかった』と発言したんです」(別のテレビ局関係者)
当時、熊田は自身のブログで徳光について「テレビから伝わる人柄の良さは実際にお会いすると その何十倍も何百倍も感じました」とつづっていたがーー。徳光の言動は一般社会では確実にアウトだ。
徳光の“AKB発言”は現在、動画から削除されている。そして11月7日、水道橋博士は自身のnoteで「徳光さんには何の落ち度もなく申し訳なく思う」といい、「ボクがボクの発言で炎上して火だるまになるのは、覚悟もできているが、尊敬する大先輩を巻き込むのは、顔から火が出るほど恥ずかしく申し訳ない気持ちになる」と投稿している。
しかし、AKB48に所属する女性たちへの“申し訳ない”という気持ちはつづられていない。