■「これからもよろしくお願いします」2人の契り
『糸』の完成披露会見で瀬々敬久監督(61)は2人について
「やはり、ツーカーという感じ。待ち時間も親しそうにしていたが、芝居が始めると、なれ合いにならないように。その姿勢がすばらしかった」
と語っていた。その親密さは、周囲にも伝わっていたようだ。
さらに同会見で小松は、初めて父親役を演じた菅田について「子ども好きというのは聞いていたんですけれど、本当に現場で愛情たっぷり。『良いお父さんになるんだろうな』と思いました」ともコメント。すでに2人の将来像を思い描いていたのかもしれない。
小松は『糸』の最後のキャンペーンイベントで、涙を浮かべながら菅田にこう語ったという。
「役のことを相談すると一生懸命聞いてくれてそれを100倍にして返してくれる。すごく優しい人だけど、ライバルみたいに思うところもある。すごく刺激になる存在。出会ってくれてありがとうございます。本当にいろんなことがあったなと思って……。私もそうありたいと思わせてくれる人なので、これからもよろしくお願いします」(『TOKYO HEADLINE WEB』’20年8月29日)
“これから”の契りを交わした2人は今年6月、同棲が報じられることに。そして、ついに結婚へと辿り着いた。
戦友から家族へーー。その愛は紡いできた糸で、強く結ばれている。