10月23日に所属事務所を通じて妊娠を発表した清野菜名(27)。主演する連ドラ『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)の撮影に臨むなかでの妊婦生活とあって不安も多いことだろう。
そんな彼女を夫の生田斗真(37)がそばで支えているようだ。
「生田さんはオフの日に、率先して家事をし、撮影現場まで清野さんを迎えにいくこともあるそうです」(ドラマ制作関係者)
とはいえ、生田も常に清野のそばにいられるわけではない。そこで、現場で清野の心強い味方となっているのがドラマで相手役を務める坂口健太郎(30)だ。
「現在、清野さんは安定期とはいえ無理は禁物。坂口さんは少しでも早く撮影を終わらせるために、NGを出さないよう心がけているそうです。また、スタッフにも効率よく撮影を進めるよう呼びかけているといいます」(TBS関係者)
本誌も9月下旬に坂口の清野へのケア現場を目撃。休憩中に清野のもとへ駆け寄り、優しく声をかける坂口の姿が印象的だった。
坂口といえば朝ドラ『おかえりモネ』(NHK)で演じた不愛想で理屈っぽいが心根は優しい“菅波先生”が大フィーバーを巻き起こしたことが記憶に新しい。そんな彼が、清野への気遣いを見せる陰には“特別な思い”があるという。
「坂口さんと清野さんの共演は’15年放送の『コウノドリ』(TBS系)以来、2度目。坂口さんにとって初めての連ドラで産婦人科医を、清野さんは助産師を演じました。坂口さんは赤ちゃんとの共演経験が少なく、悪戦苦闘していましたが、赤ちゃんを抱いて視線をあわせるうちに心を通わせていき、この作品を通して新しい命の尊さも痛感したそうです。
産婦人科を舞台にしたドラマで駆け出し時代を共にした清野さんが、共演するドラマで実際に妊婦になったことに坂口さんは深い縁を感じているといいます。そんな思いもあって、清野さんへの負担が少しでも軽くなるように自ら率先して動いているのではないでしょうか」(前出・TBS関係者)
『モネ』で培ったヒロインへのケア術も生かしているようだ。
「朝ドラ現場で坂口さんは、空気が緊迫すると腹話術を披露するなどして場を和ませていたそうです。妊婦にストレスは大敵ですから、休憩中は清野さんが好きな飲食店の話やお笑いトークで、とにかく清野さんの心が軽くなるようにしているといいます」(前出・TBS関係者)
“菅波先生”の名診断があれば清野も安心してヒロインを全うできそうだーー。