■前回の相手は贔屓筋だった
91年に芝翫(当時は橋之助)と結婚し、梨園に嫁いだ三田は、’15年に本誌インタビューで義父から「舞台側は役者の仕事。客席側はすべて妻の仕事」と教えてもらったと明かしていた。そして、“女将”の役割を次のように語っていた。
《舞台にかかりきりの主人の名代として、ご贔屓筋をはじめ見にきてくださったお客様へのご挨拶、ご案内、ご接待、お礼、お見送り……といったこともすべて私の務めです》
しかし今年1月に報じられた夫の不倫について、三田は頭を悩ませていたという。
「寛子さんが5年前の謝罪会見で気丈に振る舞えたのは、相手も芸妓とあって玄人さんなので“ただのお遊び”と割り切れたからだそうです。ですが今年1月にスクープされたファンの方は、実は贔屓筋だったんです。襲名祝いに240万円もする特注の鏡台を贈っていたのも彼女でした。
寛子さんは梨園の妻として本来、頭を下げるべき贔屓筋の女性に夫が手を出したことに落胆したそうです。寛子さんも顔を知っている相手ですし、ましてや結婚記念日に会っていたなんて。芝翫さんは今回の報道を否定していますが、もし相手がまた贔屓筋だったとしたら寛子さんのショックは計り知れないでしょう」(後援会関係者)
奇しくも京都・南座で上演された「身替座禅」で芝翫が演じたのは、夫に浮気をされる妻「奥方玉の井」。果たして芝翫は、どのような気持ちで三田と対面したのだろうかーー。