昨年7月期に放送された鈴木亮平(38)主演の『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)が、’23年に映画化されると発表された。
’18年のNHK大河ドラマ『西郷どん』、昨年4月期の『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)とテレビドラマでの主演は続いていたが、映画では’16年に『彼岸島 デラックス』で白石隼也(31)とW主演して以来7年ぶりとなる。
「最近では『孤狼の血 LEVEL2』や『燃えよ剣』『土竜の唄 FINAL』などの注目作品で、主要人物を演じることが多かったです」(芸能関係者)
「TOKYO MER」は鈴木演じるチーフドクター・喜多見幸太率いる救命救急のプロフェッショナルチームが最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両「ERカー」を駆使し、事故や災害現場で負傷者を救い出すストーリー。
生中継然とした緊迫感とスピード感溢れる演出やリアルな手術シーンは話題を呼び、最終回の平均世帯視聴率は19.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
「本作は、コロナ禍で奮闘する医療従事者へのエールも込めて制作されました。『待っているだけでは、救えない命もある』と患者の元に向かう喜多見チーフは、現代における新たなヒーローとして多くの視聴者から支持を集めました。
脚本を担当した黒岩勉氏は、“新型コロナの感染者数や死者数が毎日のように発表されるが、人の命の重さは数字では測れない”とし、作中の『死者0』と『死者1』の重みをしっかり表現することを意識したといいます。頼り甲斐のある喜多見チーフについては、『はじめから鈴木さんをイメージしてあて書きをした』と語っていました」(テレビ局関係者)